法語の手引書
◆法名 戒名
院号 道号 戒名 位階
○○院 ○○ ○○ 居士
道号・戒名の平仄は、「×○×●」や「×●×○」とするべきとの説がありますが、現在実際に使われる戒名にはこれにあてはまらないものが多いです。
また院号・道号の2文字を法語の中に使っている法語は多くあります。
道号の由来は、諸説ありますが、一説には禅宗では高徳の僧を呼ぶとき、その実名を避けて住まい、例えば山号・寺号や地名等を道号に用いて、その道号で尊称したとする説です。そのため、道号の二文字目には、庵、峰、苑 屋 等漢字がよく使われることが多いようです。
また、道号には、主に生前のその人の性格・業績等を讃える意味の文字を組み入れたり、季節観を入れたり、地名・家名なども組み入れられることも多いようです。
道号・戒名によく使われる漢字の一覧を平仄別に一覧にしましたのでご参考にして下さい。