法語の手引書
◆腹句の構成
【漫句】
漫句は、今まで述べてきた句を結び、脚句につなぐ句であり、散文で構成されます。散文ですから、特別なきまりはありませんが、
「上来は是れ□□□□(戒名)〜」などと、腹句などでのべられた故人の経歴等を締めくくる文
故人と最後の別れをなすにあたり、故人が仏国土に到る心境(還郷の心境)をたずねる語で結ばれる文などで構成される場合が多いようです。
また、散文なので押韻する(韻を揃える)必要はないという考え方と、やはり押韻する方がよいとする考え方があります。
作例